[BOOKデータベースより]
宝永四年(一七〇七)、富士山は六二〇年ぶりに大噴火を起こした。山麓の村はテフラに埋もれ、酒匂川が洪水を起こして足柄平野の村を押し流した。生産・住居など生きる手段を失った住民たちの生活復興への戦いを描く。
六二〇年ぶりの大爆発
その日からの飢餓と訴願
幕領に切り替える
御厨地方、自力砂除の苦難
伊奈忠順の御厨巡検と砂除金支給
復興の道遠く
生き残りをかけた入会地紛争
酒匂川川筋一変
田中丘隅と文命堤
蓑笠之助の普請と足柄復興への道
終りなき御厨地方の苦闘
宝永4年、富士山は620年ぶりに大噴火を起こした。山麓の村はテフラに埋もれ、酒匂川が洪水を起こして足柄平野の村を押し流した…。生産・住居など、生きる手段を失った住民たちの生活復興への戦いを描く。
宝永4年、富士山は620年ぶりに大噴火を起こした。生産・住居など生きる手段を失った住民たちの生活復興への戦いを描く。