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[BOOKデータベースより]
2015年衆議院予算委員会で三原じゅん子議員が「八紘一宇」ということばを口にした瞬間、部屋の空気が変わり、ざわついた。戦時中の日本の海外侵略を正当化する役割を果たしたと認識される一方で、宮沢賢治、石原莞爾、北一輝らを魅了した、日蓮主義者・田中智学のこのことばは、どういう意味そして経緯で戦前戦中の日本人を、天皇を中心とする熱狂に駆り立てたのか?そして戦後、八紘一宇はどう生き延び、日本に溶け込んでいったか?現代に連なる日本的精神を読み解く画期的論考。
第1章 八紘一宇と国体
第2章 田中智学の日蓮主義と国体論
第3章 宮沢賢治の法華文学
第4章 石原莞爾の満州国
第5章 日蓮の誘惑
第6章 神憑りする魔王、北一輝
第7章 井上日召と血盟団事件
第8章 「死なう!死なう!」
第9章 国立戒壇という亡霊
日蓮主義者田中智学の言葉「八紘一宇」はどう生き延び、日本に溶け込んでいったか。国民全体を魅了した、言葉の魔力とは。たった4文字の言葉が日本の命運を大きく変えた、その謎に迫る。
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