落語で知る人生の知恵 〔新装版〕

江戸時代の礼儀作法と心意気

三樹書房
林秀年　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2015年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784895226394

内容情報

[BOOKデータベースより]

江戸時代の庶民が実践していたさまざまな場面での「コミュニケーションの知恵」を知る。親子、夫婦、ご近所付き合い、冠婚葬祭、出産、新築祝い、習い事。江戸時代の人々は暮らしの中でどんなコミュニケーションをはかっていたのか？

第１節　人情の機微―口で言っても心の中じゃ（火事息子―家を飛び出た道楽息子、実家のピンチに、さあどうする；親子酒―親子して誓った禁酒、さてその結末は　ほか）
第２節　三道楽煩悩―こればっかりは止められません（禁酒番屋―殿の御沙汰といえども出来ない事も；夢の酒―冷酒でも飲んどきゃ良かった　ほか）
第３節　冠婚葬祭―これに駆け付け、三杯飲める（子ほめ、牛ほめ―誉め方次第で一杯飲める；鮑熨斗―片貝だからってめでたいもんなんだ　ほか）
第４節　出処進退―男と女の意地と張り（高尾太夫―遊女といえども矜持あり；幾代餅の由来、紺屋高尾―そこまで思ってくんなんすなら　ほか）
第５節　雑学―何の役にも立ちません（やかん―由来を川中島の戦あたりに求めた頃から話がおかしくなります；二十四考―親孝行、したくなくても親があり　ほか）

[日販商品データベースより]

生き方に影響を与えるようなこと、現代人では知りえないことなど、知っているのと知らないのとでは大きく違う、江戸時代の知恵４８題をピックアップ。落語の名せりふを抜粋した、江戸落語の神髄を楽しめる１冊。