- 外務官僚たちの太平洋戦争
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2015年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140912324
[BOOKデータベースより]
内閣中枢や軍部と比較すると、太平洋戦争における外務官僚たちの動向は、ややもすると等閑視されがちである。だが、一九二〇年代に始まった外務省内の「改革」は、開戦から終戦に至るあらゆる場面に影響を与えることとなった。外務省内において、対米開戦はいかに決定されたのか。数多の終戦工作は、なぜ実を結ばなかったのか。白鳥敏夫、東郷茂徳、松岡洋右、重光葵、佐藤尚武…。外務官僚たちの動向を中心に据えて、数々の史資料を精緻に読み解きながら、太平洋戦争の諸相を捉えなおす。
第1章 外務省の開戦指導
第2章 外務省革新派の形成とその変容
第3章 前史としての経済戦争
第4章 日独伊三国同盟と日ソ中立の虚像
第5章 日米戦争回避の可能性
第6章 戦時下の日独ソ関係と対中政戦略
第7章 戦争終結への苦闘
なぜ外交は破綻したのか。外務省内の組織的対立や官僚たちの動向を軸に、開戦から終戦にいたる通史を辿りなおす。『昭和天皇実録』をふくむ史資料を精緻に読み解き、外務官僚たちの苦闘を伝える1冊。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ビジュアル版 昭和100年 激動の日本史
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2025年03月発売】
- 玉砕の島 新装解説版
-
価格:1,080円(本体982円+税)
【2025年02月発売】
- 関東軍ー満洲支配への独走と崩壊
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【2023年05月発売】
- 御前会議と対外政略 1
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2011年02月発売】
- 御前会議と対外政略 2
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2011年02月発売】
なぜ外交は破綻したのか?外務省内の組織的対立や官僚たちの動向を軸に、開戦から終戦にいたる通史をたどりなおす。『昭和天皇実録』をふくむ史資料を精緻に読み解き、外務官僚たちの苦闘を伝える一冊。