- アメリカのジレンマ
-
実験国家はどこへゆくのか
NHK出版新書 464
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2015年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140884645
[BOOKデータベースより]
「貧困大国」「格差大国」等、アメリカをめぐる言説はどこまで的を射ているのか。これからの外交政策、日米関係はどうなるのか。そしてオバマはどんな歴史を紡ごうとしているのか。戦後70年を機に、アメリカ研究のトップランナーが、「歴史認識」「政治」「社会」「外交」からアメリカ社会が抱えるジレンマもろとも、その実相とダイナミズムを鮮やかに描き出す。
第1章 アメリカの「歴史認識」―日本像から見る(不可解な日本の「保守」;なぜ右派が警戒されるのか;更新される「歴史認識」;「ディスカウント・ジャパン」への反応)
第2章 アメリカの「戦後」―保守とリベラルの相克(「自由社会の盟主」はいかにつくられたか;「黄金の五〇年代」を起点とするアメリカ現代史)
第3章 戦後社会の変質―自由大国のジレンマ(「個人化」する社会;保守化する経済、拡大する格差;超資本主義化する政治;新自由主義的「自治」の加速;社会のリベラル化)
第4章 オバマ外交の現実―「世界の警察官」からの退却(アメリカ再建への要請;アジアへの「リバランス」;転機を迎える日米関係;中東をめぐる混迷)
第5章 「アメリカの世紀」は終わったのか―親米/反米を超えて(アメリカ衰退論を検証する;アメリカの自画像;アメリカへのまなざし)
“ポストオバマ”のアメリカはどこへ向かうのか。戦後70年を機に、気鋭の文化人類学者が、「歴史認識」「政治」「社会」「外交」から、アメリカ社会の実相とダイナミズムを鮮やかに描きだす。
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“ポストオバマ”のアメリカはどこへ向かうのか――。戦後70年を機に、気鋭の文化人類学者が、「歴史認識」「政治」「社会」「外交」から、アメリカ社会の実相とダイナミズムを鮮やかに描きだす。