[BOOKデータベースより]
吉永小百合がライフワークとして続ける「第二楽章」シリーズ。広島そして長崎の原爆詩と物語。
ヒロシマの風(水ヲ下サイ―原民喜;ヒロシマの空―林幸子;生ましめんかな―栗原貞子;うめぼし―池田ソメ ほか)
長崎から(母を恋うる歌―福田須磨子;帰り来ぬ夏の思い―下田秀枝;娘よ、ここが長崎です―筒井茅乃;あの雲消して―香月クニ子 ほか)
吉永小百合がおよそ四半世紀にわたって続けてきた、広島、長崎の原爆詩の朗読。多くの人の心を打ったこの詩に、男鹿和雄が挿絵を付け1冊にまとめた。表紙絵の描き下ろし、英訳の改訂を施した決定版詩画集。
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吉永小百合さんがライフワークのように、朗読を続けている原爆の話が、男鹿和雄さんの絵と相まって、静かに奥深く響いて来ました。
「第二楽章」のタイトルのように、激しい怒りではなく、切々とした哀しみでまとめられた本ですが、納められている作品は、それぞれに痛烈です。
初めてアメリカ大統領が広島を訪れようとしている今、日本人として若い世代に引き継ぎたい本だと思います。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】