[BOOKデータベースより]
ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック…。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、夏休みが終わったら犯人の娘・聡子が転校してきて、同じクラスになってしまった!いじめられている彼女に、してあげられることは―!?「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」…、前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。
[日販商品データベースより]●朝日中高生新聞の大人気連載が待望の出版化!●「うつのみやこども賞」受賞作家の最新作●犯罪者と血がつながっていたら、どうしますか?隣町で、連続殺人事件が発生!中学2年生の風雅は、自分はその容疑者と親戚だと親から聞かされて、ひどく動揺する……。ある日、容疑者の娘が同じクラスに転校してくる。
■朝日中高生新聞の大人気連載が待望の出版化!
「うつのみやこども賞」受賞作家の最新作!
■親戚が通り魔だったら、どうしますか?
■あらすじ
ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック……。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、新学期になったら犯人の娘・聡子が、同じクラスに転校してきてしまった!
いじめられている彼女に、してあげられることは――!?
「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」……
前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。
「いじめ」について、こういう考え方を持てば、
一歩踏み出せるんじゃないかと思って書きました(吉野万理子)
■本文より
最近、オレは思うんだ。
誰も彼も、実はつながってて、
極端な話、オレとこの国の首相も千年さかのぼれば、
遠い親戚なんじゃねーか、って。
赤の他人なんていない、つーか。──風雅
ひとことでも言葉を交わしたら、
「赤の他人」は「知り合い」に
変わるの。──聡子
■著者プロフィール
吉野万理子 よしの・まりこ
1970年生まれ。神奈川県出身。作家、脚本家。
2005年、『秋の大三角』(新潮社)で第一回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。
その他の作品は、『Route134』(講談社)、『想い出あずかります』(新潮社)、
『海岸通りポストカードカフェ』(双葉社)など多数。
児童書の作品に、『チームふたり』(学研)などの「チーム」シリーズや
『100%ガールズ』(講談社)シリーズ、『時速47メートルの疾走』(講談社)などがある。
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通り魔事件の犯人の遠い親戚の風雅。そして犯人の娘の聡子。各々を主人公にしたお話です。
他人とは 血のつながりとは と、考えさせるお話でした。
聡子はもといた学校から風雅の学校に転校してきますが、転校先でも事件のことはバレていて…。
でも味方が大人にも子供にも案外多くて良かったと思えました。
相談すること、逃げ道をつくること、世界はつながっていること…それを知っていることって大切ですよね。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子4歳、女の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】