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- かそけきもの
-
白洲正子エッセイ集〈祈り〉
角川文庫 角川ソフィア文庫 L123ー3
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2015年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044094850
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[BOOKデータベースより]
幼い頃から能に親しんだ白洲正子は、現世は仮の姿という中世的な世界観を呼吸してきた。自らは信仰心はないと言うが、熊野那智の山上の荘厳な光景に補陀落という観音浄土を感じとり、西国巡礼以降、近江散歩ではいにしえの歴史と重ね合わせつつ、景観のなかにも手を合わせるような“祈り”のこころを持つ。その結節点にはいつも十一面観音像があった。人間の生死を超越するもの、見えざるものへの晩年の正子の表現の流儀を読む。
お祈り
[日販商品データベースより]日本人の心
木まもり
仏になって描いた絵
西国巡礼の祖 花山院
補陀落渡海 平維盛
神仏混淆
志摩のはて
一期一会
日本の信仰〔ほか〕
幼い頃から能に親しんだ白洲正子は、現世は仮の姿という中世的な世界観を呼吸してきた。自らは信仰心はないと言うが、熊野那智の山上の荘厳な光景に補陀落という観音浄土を感じとり、西国巡礼以降、近江散歩ではいにしえの歴史と重ね合わせつつ、景観のなかにも手を合わせるような〈祈り〉のこころを持つ。その結節点にはいつも十一面観音像があった。人間の生死を超越するもの、見えざるものへの晩年の正子の表現の流儀を読む。