ツーリズムの都市デザイン

非日常と日常の仕掛け

鹿島出版会
橋爪紳也　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2015年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784306073142

内容情報

[BOOKデータベースより]

ソウルの目玉、ザハの「東大門」からパリのフード・デザインと２０００頭の「食材見本市」、ロンドンのもうひとつの「オリンピックレガシー」、街角のビストロでアート、ナントの「リュー・ユニック」。非日常／日常のツーリズムデザインの仕掛けが満載。「ハコモノ」から「ありのまま」まで、世界にちらばるツーリズムの仕掛けを巡る旅。

０１　オンリーワンの核づくり―現代の「ハコモノ」展開（戦略としての「デザイン」―ザハの東大門→韓国・ソウル１；文化の脱中央集権化―坂茂のポンピドゥー・メス→フランス・メス　ほか）
０２　祝祭都市―地域と世界を結ぶイベント（歴史都市の再生―地域密着型フェスティバル都市→フランス・ナント１；欧州文化首都―リール３０００→フランス・リール　ほか）
０３　地域資産の再生―ありのままのデザイン（河川整備とデザイン―清渓川プロジェクト→韓国・ソウル２；運河の再生―Ｂｉｇ　Ｃｉｔｙ　Ｐｌａｎ→イギリス・バーミンガム２　ほか）
０４　新しいブランドをつくる―わが街の誇りを見出す（夜の景観デザイン―光の都づくり―フランス・リヨン；環境配慮というブランド―トラムによる都市再編→フランス・ストラスブール　ほか）
０５　コミュニティ・アート―地域とアートの最前線（現代アートの実験場兼、街角のビストロ―リュー・ユニック→フランス・ナント２；芸術の都の再開発―アート・リノベーション→フランス・パリ３　ほか）

[日販商品データベースより]

都市デザインを席巻するツーリズム。そこにはグローバルな「非日常性」と地域の文化や歴史に根ざした「日常性」の二極が見える。パリ、ロンドンの欧州各地から、ソウルなどアジア各地のツーリズムデザインを巡る旅。