[BOOKデータベースより]
2008年から2010年までの大使生活。その後4年間のベトナムウォッチング。ベトナムの58省と5つの政府直轄都市をすべて訪問した唯一の大使として、最新の地域事情とベトナムの素顔を紹介。日本に熱い思いを寄せる真の友好国の姿がそこにある。
序章 悩めるベトナム、悩まないベトナム人(悩めるベトナム;悩まないベトナム人)
第1章 世界一親日的なベトナム人(歴史における「向こう側の出来事」;日越関係の「過去」 ほか)
第2章 ベトナム人について知っておきたい6つのこと(ベトナムに住む54の民族;「辺境」の日本と「小中華」のベトナム ほか)
第3章 ベトナムという国について知っておきたい5つのこと(南北統一の悲願;長い「戦時体制」の終焉 ほか)
第4章 不思議の国、ベトナム(バイクは最強の輸送手段;バイク乗りのヘルメットとマスク ほか)
第5章 ベトナムの最新地域事情(63省市の完全制覇;北部国境地域 ほか)
第6章 ベトナムの未来、ASEANの中で生きる(東南アジア世界の中のベトナム;ベトナムのASEAN加盟 ほか)
終章 深化する「日越戦略的パートナーシップ」(ベトナムの開発と日本のODA;重要性を増す政治・安全保障対話 ほか)
2008〜10年までの大使生活、その後4年間のベトナムウオッチング。ベトナムの58省と5つの政府直轄都市を全て訪問した唯一の大使として、地域事情とベトナムの素顔を紹介。今のベトナムがわかる本。
今年の4月30日がサイゴン陥落から40周年になったベトナム。今年からはじまるアセアンの市場統一で、さらに注目を集めている。いままでの爆発的に成長路線から安定路線へ変更したとはいえ、ベトナム戦争後に生まれた世代が働き盛りに入り、日本の高度経済成長時代と同じ様相を見せています。それによって、様々なベトナムの状況が変わってきました。駐ベトナム大使として2008年〜10年までベトナムに赴任し、全省全市を視察した世界でも唯一の大使の坂場氏が、様々な角度からベトナムとベトナム人について書きます。