[日販商品データベースより]
すずめが「たんぽぽはたんぽぽ」と言うと、たんぽぽは花びらを、ぴん、ぴん、ぴーん、とのばしました。ありんこ、猫に続いて、たろうくんの番! 「たろうはたろう!」すると、もじもじするたろうくんに力がわいてきて……!?
かわいくて、思わずクスッと笑っちゃう。ぐんぐん、のびのび、気持ちのいい絵本です。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 山のフルコース
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年11月発売】
- にくのくいーん
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2025年02月発売】
- おしょうがつのかみさま
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2019年11月発売】
たろうくんがあそんでいるとすずめがたんぽぽの上でさわいでいます。すずめの声にみみをすますと、「たんぽぽは たんぽぽ たんぽぽは たんぽぽ たんぽぽは たんぽぽ」楽しそうなすずめたちにあわせて、たんぽぽたちもぴん、ぴん、ぴーんとはなびらをのばします。そのたんぽぽたちの上を歩いているのは、小さなありんこ。今度は、たんぽぽの声にみみをすますと、「ありんこは ありんこ ありんこは ありんこ ありんこは ありんこ」愉快な掛け声のリレーは、すずめから始まり、たんぽぽ、ありんこ、ねこたち、そしてたろうくんへ。はずかしがっているたろうくんも最後はまけじと・・・。おくはらゆめさんの描く、春の絵本。くりかえしの言葉が楽しくて、春がでんぐりがえししてぐるんぐるんころがって、ごろ、ごろ、ごろーん。たろうくんの目線で描かれるのびのびとした生き物たちの賛歌。青空を眺めながら小さな命がすべて愛おしく感じるかわいらしい絵本です。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
魔法みたいな絵本です!
読むと からだの中がポカポカしてきて
なんでも出来るぞって気持ちになっちゃう!
この気持ちは、そう、まさに春!!
たんぽぽは たんぽぽ
たんぽぽは たんぽぽ
たんぽぽは たんぽぽ
応援しているのかな?それとも、おまじないの言葉かな?
わからなくたって、楽しい気持ちになるから不思議!
これはきっと、心が喜んでいるんだなあ。
たんぽぽは花、ありんこは虫、ねこは動物、すずめは鳥、たろうくんは人間。
でも ゆめさんの描く世界では、
みんな同じ「いのち」として そこにいるような気がするのです。
たんぽぽの黄色も、ありんこの触角も、ねこのひげも、すずめのクチバシも、
それから たろうくんのウインクも、なにもかもがキラキラしています!
もじもじしていた たろうくんが、
たろうは たろう
たろうは たろう
たろうは たろう
とみんなに囲まれて、ウインクをする。
それから、もっともっとって背中を押されて、
ついにでんぐりがえりをする。
この場面が、なんとも良いのです。
みんな生きていて、お日様が照っていて、ぽかぽかとあたたかい
すごい絵だなあ、すごい幸せな絵だなあと、ただただ感動します。(なーお00さん 30代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】