[BOOKデータベースより]
傷つけられた地蔵、砕かれた神社、そしてみえてきた信仰の真実―被災地における死者と生者のかかわりを見つめる中から東北にもうひとつの近代をさぐりだし、この国の絶望と悲劇、そして希望のありかを根底から問いなおす鎮魂の巡礼記。
序章 死者のざわめき(荒浜 観音さま;奈良 長谷信仰 ほか)
第1章 被災地の声々(京都 地震のめまい;女川 重油と砂塵 ほか)
第2章 不在の故郷(福島中通り 放射能が降った夜;京都 犠牲の共同体 ほか)
第3章 死者を悼む(津軽 川倉地蔵尊;村山 死者の結婚式 ほか)
終章 鎮魂の歌声(南相馬 寸断された交通網;沢田研二ライブ1 海にむけて ほか)
被災地における死者と生者の関わりを見つめる中から、東北にもうひとつの近代をさぐりだし、この国の絶望と悲劇、そして希望のありかを根底から問いなおす、鎮魂の巡礼記。新たな東北−信仰−被災地論。
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被災地の地蔵たちにこめられた祈りに信仰の根源を見つめ、そこから東北の闇、そして日本の深部における宗教を問い直す旅をはじめる。