- イノベーションの誤解
-
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
鷲田祐一- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532319731
[BOOKデータベースより]
かつてカイゼンで世界を席巻した日本のものづくりは、いつしか過度な「技術革新」型の商品開発に傾倒し、グローバル競争で劣位に置かれるようになった―。日本の「ものづくり」は、どのような罠にはまっているのか。再び競争力を取り戻すには、何を学び、何を変えるべきなのか。気鋭の研究者が、ユーザーイノベーションの観点から、実験・調査によって、日本企業が抱える構造的課題を解明、これから我々が進むべき道を明快に提示する。
第1章 「ものづくり」を誤解した日本(ユーザー不在の「ものづくり」;「ガラパゴス化」発生の構造的原因 ほか)
第2章 イノベーターのアイデアはつまらない(創造性と生産性の罠;クチコミの先行研究から考える ほか)
第3章 ユーザーイノベーションはなぜ起こる?(普及過程を構造的に理解する;イノベーションの「本質」を見失わせるもの ほか)
第4章 カイゼン社会とベンチャー社会(米国のイノベーション論は日本に当てはめにくい;日米の差は、消費者自体の意識の差ではない ほか)
第5章 「イノベーションの誤解」を克服せよ(価値転換現象と、ユーザーイノベーション研究の時代的位置づけ;携帯電話はケータイになり、ワゴン車は普通のクルマになった ほか)
日本企業でなぜ大きなイノベーションが発生しにくくなっているのか。それは、顧客との対話のない「カイゼン」に没頭する「イノベーションの誤解」に陥っているからだ。問題を明らかにし、日本に適した仕組みを提案。
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日本企業でなぜ大きなイノベーションが発生しにくくなっているのか。それは、「イノベーションの誤解」ともいうべき落とし穴に陥っているからだ。問題を明らかにし、日本に適したカイゼンを生かした仕組みを提案。