- 倒れゆく巨象
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IBMはなぜ凋落したのか
The decline and fall of IBM.- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784396650520
[BOOKデータベースより]
株価上昇の追求、国内人員を8割削減する大量リストラ、事業売却…彼らはトヨタ生産方式を読み誤っていた。日本企業も他人事ではない!CEOたちの誤算と大罪。巨大企業はこうして沈む。
落日のビッグブルー―なぜIBMは今日の絶望的な状況を迎えたのか
巨象の体質―アメリカを象徴するブランドを支えた保守性とマイペース
外様経営者の過ち―ガースナーはIBMを建て直したと同時に衰亡の種も蒔いた
まやかしのロードマップ―企業目標は二〇一五年にEPS二〇ドルを達成すること
巨大企業は変われない―かつての成功を追いかけ「プロセス」に固執する企業体質
読み誤ったトヨタ生産方式―リーダーたちの頭には「販売」と「コスト削減」しかなかった
二〇一五年に向けた「死の行進」―すべてはコスト削減のため‐自滅行為は繰り返される
売却された二つの事業―なぜIBMはPC事業とサーバー事業をレノボに売却したのか
秘策は自社株買い―発行済み株式数の削減に支えられていたEPS増加のカラクリ
メンフィスの教訓―ヒルトンとサービスマスター、二大顧客を失った理由
ビッグブルーが生き残る道―既存事業と「大きな儲け話」の問題点と解決策
破綻へと導かれる未来―現実を見失った経営陣は世界規模の再編成計画を実行した
株価上昇の追求、国内人員を8割削減する大量リストラ、事業売却…。CEOたちの誤算と大罪。巨大企業はこうして沈む。元IBM社員への膨大な取材を重ね、この企業がいかに変化し衰退するにいたったか検証する。
本書は元IBM社員達への膨大な取材を重ね、この企業がいかに変化し衰退するにいたったか検証するものである。