- 20世紀とは何だったのか
-
西洋の没落とグローバリズム
PHP文庫 さ61ー2
- 価格
- 957円(本体870円+税)
- 発行年月
- 2015年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569763064
[BOOKデータベースより]
西洋近代主義が「ニヒリズム」へと行き着き、それが今や世界を覆いつつある―本書は京都大学における「現代文明総論」講義をまとめたもの。現代の先進国に生きるわれわれは、かつてなく自由に、豊かになり、便利で快適な生活環境を実現してきた。しかし、本当に、われわれは「善き社会」を実現できているのか…。文庫化にあたって最終講義「『近代の超克』という試み」を収録。
第1章 近代から現代へ―第一次大戦の衝撃と西欧の悲劇
第2章 価値転換を迫られるヨーロッパ―ニーチェの真意
第3章 ニヒリズムと「存在の不安」―ハイデガーの試み
第4章 なぜファシズムが生まれたのか―根無し草の帰る場所
第5章 「大衆社会」とは何か―近代主義の負の遺産
第6章 経済を変えた大衆社会―貨幣の新しい意味
第7章 アメリカ文明の終着点―技術主義とニヒリズム
附論 「近代の超克」という試み―京都大学最終講義
アメリカに代表される大衆化した現代社会――その本質と問題点に鋭い批判の目を向ける。京都大学の「現代文明論」講義・完結編。
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