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[BOOKデータベースより]
写し絵・幻燈・連鎖劇・キネオラマ…19世紀転換期の忘れられた映像メディアに光を当て、それを同時代の社会制度や科学技術、大衆文化の連関のなかに位置づけることで、日本近代の豊かな視覚文化を照射する。歴史と現在を対置し、19世紀の多彩な映像文化こそが現代の映像環境を準備したことを鮮やかに描き出す。
序章 映像文化へのアプローチ(スクリーンの偏在;本書の視座 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 写し絵と眼の機構―視覚理論・光学装置の伝来と映像文化(阿蘭陀ヱキマン鏡;眼の機構 ほか)
第2章 教育幻燈と眼の規律―物理学・生理学的な視覚理論と実物教授(開化の言説と新事物;レンズと網膜 ほか)
第3章 磐梯山噴火と映像の流通―新聞報道、写真幻燈、芝居小屋(磐梯山の噴火:新聞「写真」の掲載 ほか)
第4章 戦争幻燈と感覚の動員―アトラクション、声の文化、スペクタクル(幻燈会の変容;教育と興行のはざまで ほか)
第5章 感覚の統御と影像の論理―十九世紀末における感覚の再編(断片的な影像=イメージ;実験心理学における感覚理論 ほか)
第6章 連鎖劇とキネオラマ―活動写真の一九一〇年代(シネマトグラフの伝来;連鎖劇 ほか)
終章 映像のアルケオロジー(情報化の初期微動;一八九〇仮説の転回 ほか)
写し絵や幻燈、連鎖劇やキネオラマといった19世紀転換期の忘れられた映像文化に光を当てて、それらを同時代の社会制度や科学技術、大衆文化の連関のなかに位置づけることで、日本近代の豊かな視覚文化を照らし出すメディア研究の重要な成果。