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[BOOKデータベースより]
危機の時代に安吾が甦る!戦後、学生運動、冷戦終結、そして今日―危機の時代に安吾の文学は繰り返し甦り、読み直されてきた。常に危機的な状況で、自らの「生きる術」を書き付けてきた彼は、自明なものが消え失せ、不透明な未来を抱える現代の私たちに何を伝えるのか?
危機の時代と文学
[日販商品データベースより]ファルスの詩学―坂口安吾と「観念」の問題
ファルスは証言する―「風博士」論
坂口安吾と「新らしい人間」論
「バラック」と共同性―「日本文化私観」論
情報戦と「真珠」
空襲と民主主義―「白痴」論
「思考の地盤」を掘ること―「土の中からの話」
暴力と言葉―「ジロリの女」をめぐって
法と構想力―「桜の森の満開の下」論
「トリック」の存在論―「不連続殺人事件」とその周辺
来たるべき文学
危機的状況で繰り返し甦り、読み直される安吾の魅力とは。有名な作品だけでなく、「通俗的」とされる「ジロリの女」「不連続殺人事件」、さらには小品までを取り上げ、そこに通底する安吾の文学の核心に大胆に迫る。