- 隠密味見方同心 1
-
講談社文庫 か134ー1
くじらの姿焼き騒動
- 価格
- 671円(本体610円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062930475
[BOOKデータベースより]
悪は美味の周囲にはびこる。南町奉行所きっての腕利き同心・月浦波之進に特命が下った。「味見方」として食い物屋を探り、悪事を暴けというのだ。十手を忍ばせ隠密捜査を始めた波之進は、飯屋、料理人がらみの難事件に挑む。食文化が花開く江戸の町で、かつてない「食」の捕物帖が開幕する!
[日販商品データベースより]南町奉行所きっての腕利きと噂される臨時回り同心・月浦波之進に特命が下った。「江戸の食いもの屋の動向を探れ」と。調べに必要な飲み食いの掛かりは、すべて請求できるという。十手を羽織の下に隠し、隠密捜査を始める波之進。―その折、金貸しが殺された。生前にその男が告げたある料理。波之進は、その料理を手がかりに、下手人を捜す。謎をはらんだ珍妙な食物が次々登場。軽妙洒脱、仰天推理の傑作時代小説開幕!
南町奉行所きっての腕利きと噂される臨時回り同心・月浦波之進。
波之進に、上司から特命が下った。それは、
「江戸の食いもの屋の動向を探れ」
いうものだった。
なんと、調べに必要な飲み食いの掛かりは、すべて請求できるという。
「そんな嬉しい仕事があるのですか?」
「わしも羨ましい」
そして、金貸しが殺された。
生前その男が告げたある料理。波之進は、その料理を手がかりに、下手人を捜し始める。
謎をはらんだ珍妙な食物が次々登場。軽妙洒脱、仰天推理の傑作時代小説ここに開幕!
つぎつぎ登場する新・珍江戸料理)
雷うどん 妖怪団子 禿げそば うなぎのとぐろ焼き くじらの姿焼き 鍋焼き寿司……
主な登場人物)
月浦波之進 容姿端麗で頭も切れ、将来が期待される臨時回り同心。
お静 波之進の妻。乾物問屋の娘。素朴な家庭料理が得意。
月浦魚之進 頼りないが、気の優しい性格。夜釣りに凝っている。
月浦壮右衛門 波之進と魚之進の父。月浦家は代々、八丁堀の同心を勤める。妻とは死別。
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南町奉行所きっての腕利きと噂される臨時回り同心・若月波之進(三十歳)。波之進に、上司から特命が下った。それは、
「江戸の食いもの屋の動向を探れ」
いうものだった。
なんと、調べに必要な飲み食いの掛かりは、すべて請求できるという。
「そんな嬉しい仕事があるのですか?」
「わしも羨ましい」
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金貸しが殺された。
死のみぎわで告げたある料理。波之進は、その料理を手がかりに、下手人を捜し始める。