- 東京最後の異界鴬谷
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784800237187
[BOOKデータベースより]
JR山手線で最も乗降客が少ない駅、鶯谷。広大な寛永寺の墓地と駅を挟んだ反対側は都内有数のラブホテル街で、風俗産業の最先端スポットとなっている。入り組んだ路地には正岡子規の終の棲家や初代林家三平の生家、夏目漱石が通った料理屋が今でも残る。この特異な街はいかにして生まれたのか。その歴史と地理的背景、男女の肉声を採録。生と死が隣り合わせる鴬谷の不思議な魅力を描く。
第1章 陰と陽の街を歩く
第2章 「鶯谷発」韓デリの魔力
第3章 人妻の聖地―鶯谷
第4章 吉原と鶯谷
第5章 鬼門封じと悦楽の地
第6章 秘密は墓場まで
第7章 鶯が谷を渡る
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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北区の太
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まさに異界
上野の向う通過駅という認識しかなかった鴬谷、ここがこんな過激な風俗の街になっているとは知らなかった。その鴬谷の今をあますことなく紹介してくれる一冊。聖(お墓)と性(風俗)が一堂に会している不思議な街、それが鴬谷。まさに異界。今度、一度降りてみるかな。少し怖いような気もするけど。
ノンフィクション作家が覗いた“幻の花街”の真実東京で最もカオスな街・鶯谷。駅のホームからはラブホテルがひしめいているのが見え、デリヘル事務所には10代から80代まで、約2000名の「姫」たちがひしめいています。 この特異な街はいかにして生まれたのか。大都会のあらゆる矛盾をのみ込むこの街に、人はなぜ引き寄せられるのか。本橋信宏氏が、新たな書き下ろしを加え、東京最後の異界・鶯谷に生きる男と女に迫ります。