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[BOOKデータベースより]
町の書店、大型書店、ネット書店に古書店、新古書店、オークション、電子書店。本が買える店は、かつてないほど増えた。価格は事実上、自由化されたといえる現在、単に安さと利便性を求めるだけの本の買い方ではなく活字文化にいかに関わるかという「生き方」としての、本との付き合い方が求められている。編集者にして作家かつ出版社経営者、そして読者という本の“グランドスラム”ゆえに語れる購書術、つまり本の賢い「買い方」を詳述する一冊。全ての本好きに贈る、あるようでなかった究極の本の買い方術。
序章 本をめぐる言葉
第1章 書店の使い分け術―どの店で、どんな本を、どう買うか(書店と出版社のねじれた関係;人気作家のベストセラーは大型書店;雑誌、全集、シリーズものは、近所の書店 ほか)
実践編1 私を作ってきた書店
第2章 本の整理・処分術―買った本をどう置くか、どう整理するか、どう売るか(「読み通す本」「最後まで読まない本」「まったく読まない本」は買った直後に決める;本を買えば、読書ノートは不要;買ったのに読まない本 ほか)
実践編2 電子書籍を読んでみた
第3章 本とは何か―本の何を買っているのか(無人島で電子書籍は読めるのか;紙が欲しいのか、情報が欲しいのか;本の値段は何の値段なのか ほか)
本のオモテとウラを知る
著しい読書、書店離れに加え、電子書籍の規模が広がり、紙の書籍がますます売れなくなる時代。そんな時代にあって、「編集者」兼「著者」兼「出版社経営者」の中川右介氏は、買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明、自らを「代表取締役編集長」と呼び、本のオモテとウラに通暁した人物。また、出す本の重版率が高く、書評で取り上げられる割合も極めて高い、まさに本の世界の“グランドスラム”です。そんな著者ゆえに語れる購書術、つまり本の賢い「買い方」を詳述する1冊が本書。
今の時代にあっては、1冊の本が書店、古書店、ブックオフなどの新古書店、さらにネットオークション、電子書籍など買い方にも多様な選択肢があり、価格も実質、一物多価といえる状況です。では、その本の値段とは何か、どう買えばいいのか――。世に読書術の本が数多あるなか、本の買い方を徹底的に思考し、指南する本は、おそらく日本初ではないでしょうか。 全ての本好きに贈る、あるようでなかった究極の本の買い方術です。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者の中川右介氏の祖父と父は、それぞれ出版社を創業し、また倒産させています。中川氏が捲土重来を期して自らの出版社アルファベータを起こしたのが20年前のこと。しかし、この本の編集作業が佳境を迎えつつある昨年末に、その会社も営業権を譲渡することになりました。
三代にわたる、本に絡め取られた人生。この本は、実は単なる実用を超えて、本、そして出版文化に対する著者の愛情が満ちあふれた1冊になっています。
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