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[BOOKデータベースより]
第1部 柳宗悦『ヰリアム・ブレーク』の成立(明治・大正期のブレイク書誌学者たち―外国文学との付き合い方;明治期の英文学史諸本におけるブレイクの位置―忘れられた詩人という神話;「只神の命のまゝにその筆を運んだ」―神聖視される個性;「謀反は開放の道である」―革命の思想家)
[日販商品データベースより]第2部 英国のブレイク愛好家とジャポニスム(一九〇〇年代のブレイク愛好家の系譜―ロンドンとリヴァプールのボヘミアン;ロセッティ兄弟のブレイク熱とジャポニスム―「直観」の芸術という跳躍台)
第3部 ブレイクによるキリスト教の相対化(悪とは何か―『天国と地獄の結婚』とキリスト教;神は人の心に宿る―非キリスト教文化圏へ広がる想像力)
第4部 ブレイクとインド哲学との出会い(ブレイクのパトロン、ウィリアム・ヘイリー―インドへのまなざし;トマス・アルフォンゾ・ヘイリーに捧げる追悼詩―ヘイリーとブレイクの共同作業;ゆるしの宗教と「利己心」―敵も隣人も愛するために;相互寛容を求めて―「イエスの宗教」の復興)
第5部 異文化理解とは何か(柳宗悦とローレンス・ビニョン―比較文化研究の実践者)
日本民藝館の創設者柳宗悦は、一方でウィリアム・ブレイクの研究に情熱を注いだ。ブレイクとインド哲学との接点を探りながら、やがて時空を超えて柳に受け継がれる思想の潮流を綿密に描きだす力作。〈受賞情報〉和辻哲郎文化賞学術部門(第28回)