- ロバのジョジョとおひめさま
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Joーjo the melon donkey.
徳間書店
マイケル・モーパーゴ ヘレン・スティーブンス 小比賀優子- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784198639020
[BOOKデータベースより]
だれにもやさしくしてもらったことのないロバのジョジョ。ところがある日、やさしいおひめさまが…?ベネチアの町を舞台にした、胸がほんわかする物語。5さい〜
[日販商品データベースより]だれにもやさしくしてもらったことのない、メロン売りのロバのジョジョ。ある日、町の広場でメロンを売っていると、おひめさまがやってきて…。ベネチアの町を舞台にした、胸がほんわかする物語。
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ジョジョは、メロン売りのロバ。おやじさんにやさしくしてもらえず、みんなにばかにされてばかりです。ある日、ジョジョは、ベネチアという大きな町の広場でメロンを売ることになりました。華やかな広場には、ベネチアをおさめるドージェさまのお屋敷があり、大聖堂の正面はりだしには、4頭の金の馬の彫刻がかがやいています。「メロンはいかがー、オイーン!」とジョジョがいななくと、人々は笑いました。美しい馬の下にみずぼらしいロバがいる!といって。でもお屋敷から出てきたおひめさまは……「わたし、ロバさんとおともだちになりたいの」うまれてはじめてなでてもらい、うれしさでふるえるジョジョ。ぶかっこうなロバと娘がなかよくすることを、父親のドージェさまはゆるしません。しかしある夜、ジョジョとおひめさまはベネチアの人々を救うのです!作者マイケル・モーパーゴが、実際にベネチアのサンマルコ広場で金の馬の彫刻を見たことから生まれたお話。広場にはドージェ(提督)が代々暮らしてきた宮殿もあり、思いをめぐらすうちに、ロバとドージェの娘の物語を書こうと思ったのだそうです。「オイーン、オー、オー、オー、オイーン!」ちょっぴりせつない、間の抜けたようなジョジョのいななき声が、作品全体をほんわかさせています。絵は、のびのびしたタッチと色彩豊かなイラストが魅力のヘレン・スティーヴンズ。『ライオンをかくすには』『おばあちゃんからライオンをかくすには』などが邦訳されています。いかにもベネチアらしい運河や小橋、裏通り、霧の朝、高い塔など、風景描写にもご注目くださいね。歴史に彩られた水の都、ベネチアが舞台の、かわいらしいお話です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
ロバのジョジョが、生まれて初めて人になでてもらって、喜びを
感じることが出来てよかったと思いました。
毎日たくさんのメロンを背中に山ほど積んでおやじさんに、優しく
してもらったならば、きっと仕事をするのも楽しかっただろうと思う
ので、生き物を飼っているのなら、やっぱり愛情をかけてほしいと
思いました。ロバのジョジョは、お姫様に可愛がられて、町の人の
命も救うことが出来て、読んでいてもハッピーエンドで嬉しかった
です!(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】