杜甫詩注 第３冊

乱離の歌　

岩波書店
吉川幸次郎　興膳宏　

• 価格: 9,240円（本体8,400円＋税）
• 発行年月: 2014年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784000927635

内容情報

[BOOKデータベースより]

七五五年、念願の仕官が実現するも安禄山の乱が勃発。唐帝国の命運は大きく転変し、杜甫自身も賊軍によって長安に拘禁される。名高い「春望」に新解釈を提出するのをはじめ、戦乱下の愁吟二四首を読み解く。

奉先劉少府新畫山水障歌
白水縣崔少府十九翁高齋三十韻
三川觀水漲二十韻
月夜
遣興
悲陳陶
悲青坂
對雪
九日藍田崔氏莊
崔氏東山草堂
元日
春房
一百五日夜對月
憶幼子
哀江頭
哀王孫
大雲寺贊公房四音
鄭〓（ふ）馬池臺喜遇鄭廣文同飮
喜達行在所三首

[日販商品データベースより]

唐の詩人杜甫の現存する全詩の注釈。現代日本の学術文化に大きな足跡を残した中国文学者・吉川幸次郎のライフワークが、新たな編集のもとに甦る。本巻には、「春望」の新解釈をはじめ、「月夜」など２４首を収録。