[BOOKデータベースより]
時に将軍の振る舞いに戸惑い、時に老中のバカさ加減に憤る―。家宣・家継・吉宗ら徳川将軍三代に仕えた儒学者、室鳩巣。彼が残した手紙には、政権や社会への批判、皮肉、嘆き、賞賛、喜びが、素直に記されている。最高権力者である将軍と、取り立てられた側近、実務を支える官僚たちが織りなす世界は余りにも人間臭い。いつの世も変わらぬ生身の人間と政治の有り様を、新進の歴史学者が生き生きと描き出す。
第1部 徳川家宣・家継の巻(理想論者・徳川家宣;幼少将軍徳川家継;儒者たちの闘い―新井白石と林信篤;老中と間部詮房)
第2部 徳川吉宗の巻(「八代将軍吉宗」の誕生;前代からの老中と吉宗側近;吉宗が信頼した家臣・吉宗が疎んだ家臣;吉宗の目指した幕府財政建て直し)
将軍の振る舞いに戸惑い、老中のバカさ加減に憤る…。徳川将軍3代に仕えた儒学者、室鳩巣の手紙には、政権や社会への所感が素直に綴られている。新進の歴史学者が、人間味あふれる政治の当事者たちの姿を描き出す。
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徳川将軍三代に仕えた儒学者、室鳩巣。彼が残した手紙をひもとき、将軍・側近・老中が織りなす濃密な政治の世界を、生き生きと描く。