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[BOOKデータベースより]
中世において比叡山延暦寺が果たした歴史的役割を、同寺の活動実態とその支配下にあった京・近江の民衆との関係を中心に考察。山門の嗷訴の検討から、山門の「惣寺」がどのような組織と機能をもつものであったかを明らかにしたうえで、足利義満以降の武家政権との関係や、近江坂本の在地人と日吉社の大津神人が山門の活動にどのような影響を与えたかを論じ、中世都市京都の変容についても、絵画史料を駆使して明らかにする。「王法仏法相依論」に貫かれた中世寺院社会の具体像に光を当てる一書。
第1篇 衆徒と閉篭(中世延暦寺の大衆と「閉篭」―『元徳二年三月日吉社并叡山行幸記』に見える大衆の動向;「山訴」の実相とその歴史的意義―延暦寺惣寺と幕府権力との関係を中心に;中世寺院社会における身分―天台宗寺院の事例を中心に;中世における「智証大師関係文書典籍」の伝来―貞和二年六月の「大師御重書」の「感得」を中心に)
第2篇 坂本の馬借(中世・坂本の都市構造―六箇条と三津浜の「在地」をめぐって;堅田大責と坂本の馬借;坂本の馬借と土一揆―「王法仏法相依論」の呪縛からの解放)
第3篇 山門と日吉社(大津神人と日吉祭―祭礼の司祭と舗設;大津神人と山門衆徒;衆徒の金融と神人の金融)
第4篇 中世都市・京都の変容(応仁の乱と京都―室町幕府の役銭と馬上役の変質をめぐって;中世京都・東山の風景―祇園社境内の景観とその変貌をめぐって;中世「四条河原」考―描かれた「四てうのあおや」をめぐって)