- 昭和二十年 第2巻
-
草思社文庫 と2ー6
崩壊の兆し
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2014年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784794220974
[BOOKデータベースより]
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日記にいたる膨大な資料を駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた一大ノンフィクションである。第2巻は貞明皇太后の発意で始まった重臣上奏で、近衛がどのような終戦案を述べたか。名古屋発動機製作所の空襲と疎開、陸海軍の本土決戦のための最終兵器案、硫黄島、比島などの状況、大空襲後の羽田に来た重慶からの密使繆斌をめぐる工作など二月三月の状況。
第7章 近衛の上奏(二月十三日〜十四日)
第8章 航空機工場の疎開(二月二十一日)
第9章 雪の二月(二月二十二日〜二十六日)
第10章 繆斌工作(三月十六日〜十九日)
昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。
本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、
昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。
著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、
丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの識者から高く評価されてきた。
今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
三菱の名古屋の航空機工場への空襲と工場疎開、豪雪に苦しめられる東北の石炭輸送、
本土決戦への陸軍の会議、社会各層で徐々に忍びよる崩壊の兆しを描く。
(2月13日〜3月19日)
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「運命の一年」の実相を克明に検証する話題の巨大ノンフィクション・シリーズ。昭和二十年から七〇年。いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの識者から高く評価されてきた。今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。