[BOOKデータベースより]
本書は、大学の理工系学部で主に物理と工学分野の学習に必要な数学の中で、特に1、2年生のうちに、ぜひマスターしておいてほしいものを扱った、従来にない新しい試みのテキストである。学生がなるべく手を動かして修得できるように、具体的な計算に取り組む問題を豊富に盛り込んでいることも、本書の大きな特徴の一つである。
第1章 高等学校で学んだ数学の復習―活用できるツールは何でも使おう
第2章 ベクトル―現象をデッサンするツール
第3章 微分―ローカルな変化をみる顕微鏡
第4章 積分―グローバルな情報をみる望遠鏡
第5章 微分方程式―数学モデルをつくるツール
第6章 2階常微分方程式―振動現象を表現するツール
第7章 偏微分方程式―時空現象を表現するツール
第8章 行列―情報を整理・分析するツール
第9章 ベクトル解析―ベクトル場の現象を解析するツール
第10章 フーリエ級数・フーリエ積分・フーリエ変換―周期的な現象を分析するツール
本書は、大学の理工系学部で主に物理と工学分野の学習に必要な基礎数学の中で、特に1、2年生のうちに、ぜひマスターしておいてほしいものを扱った、従来にない新しい試みのテキストである。そのため、学生がなるべく手を動かして修得できるように、具体的な計算に取り組む問題を豊富に盛り込んでいる。
本書を通じて、読者の方々が高等学校で学んだ数学をフルに活用・応用しながら、物理や工学分野に必要な基礎数学が“わかって使える”ようになってもらえれば幸いである。