[BOOKデータベースより]
作家をめざしていた津村節子は、昭和二八年、同じ志をもつ吉村昭と結婚した。そして節子は、本名北原節子の名前で、三谷晴美(瀬戸内寂聴)、佐伯千秋、三木澄子らとともに、少女小説の世界で活躍を始めた。一方、昭は作家としてなかなか芽が出ず、紡績糸販売の仕事で不渡り手形を出してしまい、その代償として三カ月余にわたる東北行商の旅に出る。心配になった節子は石巻にかけつけるが…。戦後文学史に大きな足跡を残してきた作家夫妻の、同行者にしてライヴァルという関係を、主要作品をたどりながら丁寧に描きだす。
戦争・入間川の青春
放浪
少女小説
佐渡相川・八丈島
智恵子と登美子
会津の娘
越前福井
戦史を極める
幕末・維新史を極める
地震と津波
死
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作家をめざしていた節子は、同じ志をもつ昭と結婚、少女小説の世界で活躍を始める。一方、昭は作家として芽が出ず、弟の会社に勤めるが、不渡り手形の代償として行商の旅に…… 主要作品をたどりながら描きだす評伝。