[BOOKデータベースより]
自分のすがたがきらいなサイ。きえてしまいたいと願っていたら、本当にすがたがきえてしまった。とうめいになったら、たのしいことがいっぱいだ。ぼくはだれにも見えないんだから。
[日販商品データベースより]自分のすがたが嫌いなサイ。消えてしまいたいと願っていたら、本当にすがたが消えてしまった。透明になったら、楽しいことがいっぱいだ。ぼくはだれにも見えないんだから…。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- あける
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年09月発売】
- すしねずみ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年03月発売】
- はりねずみくんの かくれんぼ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年10月発売】
りっぱなツノがはえたサイ。だけど、彼は自分の姿が大嫌い。「かおの どまんなかに おおきな つのがある ひふは はいいろで ぶあつい。 せなかは もりあがっていて、 くちびるまで かたい。 みみときたら らっぱみたいだ。」こんな姿は誰にも見られたくない。消えてしまいたい。ぎゅっと目をつぶり、願います。自分が好きになれない、そんな瞬間って誰にでもおとずれるはず。そんな時、自分だったらどうするだろう。部屋に閉じこもる? そんなの気にしない?サイは、自分の姿が消えてしまうのです。願いがかなって喜ぶサイ。他人の目を気にせず自由気ままに過ごせることを楽しみます。だけどある時、水辺で女の子に出会い、サイの中に違う感情が生まれてきて・・・。心の中に潜む繊細な心の動きを、ダイナミックな線と優しい色彩で描き出します。どこまでも深くて暗い自分の中の悩み、だけど世界が変わって見えるきっかけは、ささいな瞬間に隠れているものです。「きっと誰かが見ていてくれるよ。」そんな温かいメッセージが聞こえてくるような絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
自己否定を感じる、寂しげな出だし。
自分の姿に自信を持てなくなったのは、自分の思い込みなのか、誰かに何かを言われたからなのか、凄く気になってしまいます。
けれど、同じサイに出会い、その姿が素敵だなぁと思えたり、自分のそばにいつもいてくれた友達の存在に気付いたり・・・
自己否定から自己肯定へ。
いじめのお話にも通じるような内容に思えました。(hime59153さん 40代・三重県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】