- あやかし草子
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- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087452495
[BOOKデータベースより]
古い都の南、朽ちた楼門の袂で、男は笛を吹いていた。笛を吹いてさえいれば、男は幸せだった。ある春の夜、笛を吹く男の前に、黒い大きな影が立っていた。鬼だ。笛の音を気に入った鬼は、男に絶世の美女を与え、百日の間は絶対に触れてはならぬと告げるが…(「鬼の笛」)。人ならざるものを描くことで浮き上がる、人間の業や感情。民話や伝承をベースに紡がれた六編を収録した短編集。
[日販商品データベースより]都の南、近づく者のいない朽ちた楼門の袂で笛を吹く男。彼の前に現れた鬼が、ある提案をして…。この世ならざる者たちの姿を、泉鏡花賞受賞作家が繊細な筆致で紡ぐ短編集。
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【2013年08月発売】
都の南、近づく者のいない朽ちた楼門の袂で笛を吹く男。彼の前に現れた鬼が、ある提案をして……。この世ならざる者たちの姿を、泉鏡花賞受賞作家が繊細な筆致で紡ぐ短編集。(解説/東直子)