- 金色の獣、彼方に向かう
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- 価格
- 672円(本体611円+税)
- 発行年月
- 2014年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575517309
[BOOKデータベースより]
鎌倉の山中に庵を結ぶ僧に、謎めいた旅の男が語り聞かせる驚くべき来歴―数奇な運命により、日本人でありながら蒙古軍の間諜として博多に潜入した仁風。本隊の撤退により仲間とともに取り残されるが、やがて追われる身となった一行を、邪神「窮奇」に仕える巫女・鈴華が思いのままに操りはじめる。(第一話「異神千夜」)元寇に際して渡来した一匹の獣。姿形を変え、時に悠然とたたずみ、時に妖しく跳梁する。古より潜むものたちの咆哮を、瞠目の幻視力で紡ぐ、傑作ダークファンタジー四篇。
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樹海に抱かれた村で暮らす少年、大輝は、ある日、金色の体をした不思議な生き物と出会う。ルークと名づけて飼い始めるが、次第に大輝の体に異変が起きてくる――。静謐な美しい文章と瞠目の幻視力で綴る傑作ダークファンタジー。表題作を含む4編を収録。第25回山本周五郎賞候補作