- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
[BOOKデータベースより]
性奴隷vs.売春婦、もはやこの議論は無意味か。対立する「記憶」の矛盾を突き、「帝国」と植民地の視点で見直す。「慰安婦問題」解決のため、“第三の道”を提案する、大佛論壇賞受賞者による渾身の日本版。
第1部 慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担(強制連行か、国民動員か;「慰安所」にて―風化する記憶;敗戦直後―朝鮮人慰安婦の帰還)
第2部 「植民地」と朝鮮人慰安婦(韓国の慰安婦理解;記憶の闘い―韓国篇;韓国支援団体の運動を考える;韓国憲法裁判所の判決を読む;“世界の考え”を考える)
第3部 記憶の闘い―冷戦崩壊と慰安婦問題(否定者を支える植民地認識;九〇年代日本の謝罪と補償を考える;ふたたび、日本政府に期待する;支援者たちの可能性に向けて)
第4部 帝国と冷戦を超えて(慰安婦と国家;新しいアジアのために―敗戦七〇年・解放七〇年)
性奴隷vs.売春婦、もはやこの議論は無意味か。対立する「記憶」の矛盾を突き、「帝国」と植民地の視点で見直し、「慰安婦問題」解決のため“第3の道”を提案する。大佛論壇賞受賞者による、渾身の日本版。〈受賞情報〉アジア・太平洋賞特別賞(第27回)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 帝国の慰安婦
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2024年06月発売】
- 時効なき日本軍「慰安婦」問題を問う
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2020年07月発売】
- 帝国と戦後の文化政策
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2017年10月発売】
- 日本統治時代を肯定的に理解する
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2010年09月発売】
- 日本人の戦争観
-
価格:1,408円(本体1,280円+税)
【2005年02月発売】
性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か、異なるイメージで真っ向から対立する慰安婦問題。解決の糸口も見えないまま20年が過ぎ、いまや日本にとっての大きな国際問題になっている。何が問題で、今に至るのか、海外はどう考えているのか。元慰安婦たちの証言を丹念に拾い、これまでの対立する主張の矛盾を突くいっぽう、「帝国」下の女性という普遍的な論点を指摘する。大日本帝国植民地の女性として帝国軍人を慰安し続けた高齢の元慰安婦たちのために、日韓はいまどうすべきか。昨夏、韓国で出版され、メディアや関連団体への厳しい提言が話題になった大佛論壇賞受賞者(『和解のために』)、渾身の書き下ろし日本版。【目次】「慰安婦問題」をめぐる経緯第1部慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担第1章強制連行か、国民動員か/第2章「慰安所」にて―風化する記憶/第3章敗戦直後――朝鮮人慰安婦の帰還第2部「植民地」と朝鮮人慰安婦第1章韓国支援団体の慰安婦理解/第2章記憶の闘争―韓国篇/第3章韓国支援団体の運動を考える/第4章韓国憲法裁判所の判決を読む/第5章「世界の考え」を考える第3部記憶の闘争―冷戦崩壊と慰安婦問題第1章否定者を支える植民地認識/第2章九〇年代日本の「謝罪と補償」を考える/第3章ふたたび、日本政府に期待する/第4章支援者たちの可能性に向けて第4部帝国と冷戦を超えて第1章慰安婦と国家/第2章新しいアジアのために―敗戦七〇年・解放七〇年