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[BOOKデータベースより]
一九五二年四月二八日の対日講和条約の発効により日本は「独立」した。しかしこの「独立」は冷戦体制への従属という新たな「敗北」のはじまりでもあった。黒澤明、小津安二郎、成瀬巳喜男らをはじめとする映画にあらわれた「身ぶり」を通して、敗戦と占領という重みを負った「ポスト占領期」の日本の経験や精神を浮かび上がらせる。
1 歴史の関をうつす―『虎の尾を踏む男達』(一九四五/一九五二)とポスト占領期の日本映画
2 絆とそのうつろい―小津安二郎の『晩春』(一九四九)と『麦秋』(一九五一)の抵抗と代補
3 富士山とレーニン帽を越えて―谷口千吉の『赤線基地』(一九五三)における同一性の危機
4 ものいわぬ女たち―黒澤明の“ポスト占領期三部作”(一九五二‐一九五五)の政治的イメージ
5 涙の宥和―『二等兵物語』シリーズ初期作品(一九五五‐一九五六)による歴史の清算
6 女が身をそむけるとき―成瀬巳喜男における戦中(一九四一)と戦後(一九五五)の間
付録 「我らを滅ぼせ」―『ビハインド・ザ・ライジング・サン』(一九四三)の「良い日本人」