[BOOKデータベースより]
地球規模の正義はありうるか?国内正義とどう異なるか?貧困・南北問題・移民・国際貿易・多国籍企業をめぐるスリリングな正義論!
1 原理と構想(グローバルな生存権論;グローバルな“シンボリック・ネットワーク”;社会契約モデルの拡張―ロールズからセンへ;正義の宇宙主義から見た地球の正義)
2 制度と実践(移民の規制は正当化できるか?;グローバル不正義としての南北間搾取;「食」とグローバルな正義;多国籍企業の政治的責任)
グローバルな正義への関心が急速に高まってきた。法哲学・政治哲学・経済学の第一線の論者が、欧米の最先端の研究をふまえて、地球規模の正義を多角的に考察。グローバルな生存権・ネットワーク・社会契約・義務の理論的考察から、移民・国際貿易・食料・多国籍企業の分析と提言までをカバーする。
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