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- 芭蕉のこころをよむ
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「おくのほそ道」入門
角川文庫 角川ソフィア文庫 D114ー1
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044065133
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「おくのほそ道」入門
角川文庫 角川ソフィア文庫 D114ー1
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[BOOKデータベースより]
芭蕉の最大の功績は、言語遊戯にすぎなかった俳諧を芸術的な詩にまで高めたことにある。元禄2年(1689)、実際に旅をしてから、『おくのほそ道』の完成までに5年の歳月をかけた芭蕉は、実体験をどのように文学作品へと昇華させたのか。意識的に組み立てられた三角形の構成、作品全体の主題、常に“新しみ”“軽み”を求めた作句精神を追い、その創作の秘密を解き明かす。生涯を俳諧研究に捧げた泰斗が、芭蕉の精神と作品を語る。
第1章 「おくのほそ道」を語る(テーマと構成;歌枕・俳枕;歴史への旅;“軽み”への歩み;人間への愛情)
[日販商品データベースより]第2章 野坡本『おくのほそ道』を語る(野坡本『おくのほそ道』の出現;野坡本出現の意義;野坡本に見る芭蕉の推敲意識;笠島・遊行柳・雄島が磯)
第3章 芭蕉を語る(この一筋;百代の過客;五十年の頑夫;枯野の夢)
「おくのほそ道」完成までの数年間に芭蕉は何を追い求めたのか。その創作の秘密を解き明かし、俳諧ひと筋に生きた芭蕉の足跡と作句の精神を具体的かつ多角的に追究する。『「おくのほそ道」を語る』を改題。