- かな
-
その成立と変遷
岩波新書 青版Cー97
- 価格
- 1,166円(本体1,060円+税)
- 発行年月
- 1968年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004120971
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[BOOKデータベースより]
「かな」は日本語を表わす独自の文字であり、平安初期に万葉がなを起源に成立したという。しかし、「かな」がどうして出来上り、定着したか、その成立と変遷にはなお不明なところも多い。従来の研究を更に一歩進め、断簡零墨にいたるまで、すべての資料を渉猟してその推移を追跡し、かなの成立と変遷について明快に述べる。
1 発生(漢字の渡来;漢字のはたらき;日本語の表記;『古事記』と宣命書き;落書きと、文字を理解した人々;万葉がな;万葉がなの遺品)
2 展開―かなのいろいろ(男手;草;女手;片かな;葦手)
3 定着―書としてのかな(平安時代の手習いとその詞;かなの消息;調度手本と『古今和歌集』)