- 検証日本統治下朝鮮の戦時動員1937ー1945
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Fighting for the enemy.
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784794220851
[BOOKデータベースより]
日中戦争から太平洋戦争へと戦局が推移するなか、準備不足を懸念しつつも、日本は統治下朝鮮での戦時動員(労務動員・志願兵制度・徴兵制度)に踏み切る。これら戦争中の体験はのちに、“強制連行”“従軍慰安婦”などの造語を生み、政治的色合いの濃い言説で語られ、外交の火種であり続けた。気鋭の米国人研究者が、英語圏における研究対象から欠落していた「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、総督府文書をはじめとする膨大な資料を読み込み、他の列強の政策と比較しつつ、可能なかぎり公正にこれを検証。朝鮮の大方の人々が自らの意思で日本の戦争遂行努力に協力し、ときにしたたかに抵抗していたその実相を明らかにする。民族史観的パラダイムを超えた、新世代による「統治史」研究の登場である。
1章 朝鮮人の徴兵・徴用が持つ意味(朝鮮総督府 その性格と権力;朝鮮人の戦争準備態勢 ほか)
2章 朝鮮人特別志願兵制度(徴兵政策の立案過程;兵役制導入のための宣伝工作 ほか)
3章 朝鮮人徴兵制度(朝鮮兵徴集の決断;徴兵制度導入のための準備 ほか)
4章 朝鮮人の労働動員(戦時労働動員の法的基盤;労務動員計画 ほか)
気鋭の米国人研究者が、朝鮮の大方の人々が日本の戦争遂行努力に協力し、時にしたたかに抵抗していたその実相を明らかにする。民族史観的パラダイムを超えた、新世代の「統治史」研究。
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支那事変・日中戦争(1937年)から太平洋戦争(1941年)へと戦況が拡大するなか、日本は統治下朝鮮の兵力・労働力動員を余儀なくされた。強制連行∞従軍慰安婦≠ネどの史実を無視した言説で語られてきた、この「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、米国議会図書館所蔵の旧日本陸海軍史料、朝鮮総督府公文書、体験者の口述をもとに、これを検証。気鋭の米国人研究者が可能なかぎり公正にその実相を追求した「朝鮮戦時動員」史。