この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 図説 支援論
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2024年10月発売】
- 社会の「よさ」をいかに測るか
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2018年10月発売】
- 日常の冒険ホワイトヘッド、経験の宇宙へ
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2021年05月発売】
- 共感という病
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年07月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は、人と社会が差異の相互循環過程で生成するという生成的社会論を、支援論の基礎理論とし、体系的な差異の生成技法とその効果の測定法を示すことを通して、新たなファミリー・ソーシャルワーク・モデルを提唱する。児童・高齢者福祉、看護などの、家族支援が重要視される諸分野において、洗練された実践とその効果測定法が示され、本モデルの有用性が明らかにされる。ソーシャルワーク関連の研究者・臨床家のみならず、家族支援に携わるすべての人々が、本書から新しい次元の実践的知識を得られるだろう。
第1部 理論編(新しいファミリー・ソーシャルワーク論の構築を目指して―「私」とケアの概念を軸に;「私」によるソーシャルワーク論考;社会の構造と力学;差異生成論とソーシャルワーク;日本における地域福祉の脱構築と再構築)
第2部 技法・測定論編(「私」によるケアと技法論;問題解決過程の効果測定論;問題解決過程の効果測定の実際;支援モデルの展開―逆説的因果論から社会構成主義的生成論へ)
第3部 事例編(ファミリー・ソーシャルワーカーの役割と里親家族支援論;被虐待児童と里親家族への支援論―家族構造変容論の視点から;家族エンパワーメントと退院支援;介護実践におけるポジティブ・リフレーミングの有用性;高齢者とその家族への支援論―コミュニケーション理論の視点から;高齢者支援論の再考―存在論的視点から)