- 山の民 下 新版
-
春秋社(千代田区)
江馬修
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784393435144

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
山の民 上 新版
-
江馬修
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2014年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
梅村速水の政策は根本的には、飛騨高山の文化、歴史を無視したもので、彼の強引なやり方に、農民たちは極度な恐怖を抱くようになった。しだいに梅村は孤立していく。様々な小さな齟齬の積み重なりが、ついに農民一揆を招来する。村に怪火が次々と起こるようになる。それが、不穏な人気をいやが上にかき立てた。農民たちによる打ちこわしが始まった。高山の町は一揆が占領したのである。梅村は追われる身に変わっていった。明治政府は梅村知事を罷免した。梅村速水は公金横領という罪状により唐丸かごで京都へ送られ、移送された東京で未決囚のまま死因に謎をのこして獄死する。やがて一揆の首謀者の逮捕が始まり、みな牢死する。「そしてこれが犠牲者の大多数の共通した運命であった。」
[日販商品データベースより]雄大なスケールで描く幻の傑作歴史小説、待望の新版。明治維新直後の飛騨高山を舞台に、農民一揆「梅村騒動」を圧倒的なリアリティをもって活写する。規模の雄大さ、細部の考証の精密さに驚かされる1冊。