ユダヤ人問題に寄せて／ヘーゲル法哲学批判序説

光文社古典新訳文庫　ＫーＢマー１ー２
Ｚｕｒ　Ｊｕｄｅｎｆｒａｇｅ．〔ｅｔｃ．〕

光文社
カール・ハインリヒ・マルクス　中山元　

• 価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
• 発行年月: 2014年09月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784334752989

内容情報

[BOOKデータベースより]

青年マルクスは、宗教批判から現実の政治変革としてヘーゲルの法哲学批判へと向かい、そしてユダヤ人問題、すなわち「貨幣」に支配される社会を変革することなしに、真の人間解放はあり得ないと喝破する。独創性あふれる「初期マルクス」の最重要論文集に、詳細かつ丁寧な解説を付す。

ユダヤ人問題に寄せて
『聖家族』第六章　絶対的な批判的な批判、あるいはバウアー氏による批判的な批判（抜粋）
ヘーゲル法哲学批判序説
補遺１　マルクスの学位論文『デモクリトスの自然哲学とエピクロスの自然哲学の差異』の序文と二つの脚注
補遺２　マルクスの一八四三年のルーゲ宛て書簡

[日販商品データベースより]

資本主義の抱える根源的な問題を読み解くために必須の、初期マルクスの代表作。中山元氏による詳細な解説も。