- 本居宣長 新装版
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2014年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389420475
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価格:3,520円(本体3,200円+税)
【1990年04月発売】
[BOOKデータベースより]
1 青春の人間像(宣長をめぐる環境;幼少年期の宣長;京都遊学)
[日販商品データベースより]2 宣長学の完成(研究者宣長;市井の人として;宣長学の宣揚;晩年)
3 主情主義的人間観の形成(青春の思想;和歌と人間―『あしわけをぶね』;「物のあはれ」と王朝社会)
4 古道と人間(『古事記』の研究;古道論;古道と真心)
5 古道と政治(本居宣長の政治思想;結びにかえて―本居宣長と学問)
宣長の学問は,若き日の京都で味わった青春の情感をぬきにしては語れない。この情感が平安の和歌,物語の中で確実に追体験されたとき,宣長の「もののあはれ」の思想が生まれた。宣長の古典研究は,厳密な考証の学であったが,それはそのまま彼の思想だった。宣長の学問は人間の情感こそ,人間の真実だという彼の思想を基礎とし,その思想の確認を内に包んで築かれる。宣長が半生涯をかけた『古事記』の研究も,それにほかならなかった。