- 近代文学の橋
-
風景描写における隠喩的解釈の可能性
- 価格
- 5,940円(本体5,400円+税)
- 発行年月
- 2014年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784798501345
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 謎とき百人一首
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年10月発売】
- 「文豪とアルケミスト」文学全集 第二期
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2018年10月発売】
- 英語で味わう万葉集
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2019年12月発売】
- 松尾芭蕉を旅する
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2021年12月発売】
[BOOKデータベースより]
歌枕から風景描写へ。近代文学の表現方法にどんな変化が起きたのか。此岸と彼岸、生と死、そして聖と俗を「つなぎ」「隔てる」場としての橋を通して分析する。第5回九州大学出版会・学術図書刊行助成対象作。
序章 時代と場所を超えて
1章 「かけはしの記」に見られる子規の理由なき反抗
2章 鏡花の境界性と民俗受容
3章 「破壊」の風景描写に潜在している隠喩
4章 「川」に見られる假橋と「神秘感」の一考察
5章 橋の視点から見た「斜陽」の恋と革命
6章 三島の「橋づくし」と近代
7章 「泥の河」における“橋”と“舟”の対立
8章 近代文学に見られる隅田川の空間変容
終章 近代文学における“橋”の記号的伝達性に関して