- 黒澤明と小林秀雄
-
「罪と罰」をめぐる静かなる決闘
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784865200058
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[BOOKデータベースより]
なぜ映画“夢”は、フクシマの悲劇を予告しえたのか。1956年12月、黒澤明と小林秀雄は対談を行ったが、残念ながらその記事が掲載されなかったため、詳細は分かっていない。共にドストエフスキーにこだわり続けた両雄の思考遍歴をたどり、その時代背景を探ることで「対談」の謎に迫る。
序章 「シベリヤから還つた」ムィシキン―小林秀雄のドストエフスキー論と黒澤明
[日販商品データベースより]第1章 映画“白痴”の魅力と現代性―戦争の「記憶」と洞察力
第2章 映画“生きものの記録”と長編小説『死の家の記録』―知識人の傲慢と民衆の英知
第3章 映画“赤ひげ”から“デルス・ウザーラ”へ―『白痴』のテーマの深化
第4章 映画“夢”と長編小説『罪と罰』―知識人の「罪」と自然の「罰」
1956年12月、黒澤明と小林秀雄は対談を行ったが、その記事が掲載されなかったため、詳細はわかっていない。ドストエフスキーにこだわり続けた両雄の思考遍歴を辿り、その時代背景を探ることで対談の謎に迫る。