[BOOKデータベースより]
父の戦死した跡を訪ねて―。戦前の南方地図でルソン島北部の戦いを再現。民間外邦図の華麗な世界も紹介。
1 父の戦地ルソン島へ―五十年後の訪問(マニラからキアンガンへの道のり;ルソン島への出征 ほか)
2 渡辺はま子と上遠野寛子―モンテンルパと南方留学生(モンテンルパの戦犯収容所;あゝモンテンルパの夜は更けて ほか)
3 大本営は地誌・地形を読めたのか―ガダルカナルはどこだ(地誌を読めない大本営作戦参謀;ガバルアン丘の玉砕 ほか)
4 大東亜共栄圏と外邦図―残された華麗な地図たち(外邦図とは何か;焼却を免れた「外邦図」 ほか)
戦前参謀本部により制作されていた外地や占領地域の地図、「外邦図」の研究家の著者が、父の戦没地であるルソン島を訪れ、当時の戦いを再現し、考察する。民間外邦図の華麗な世界も紹介。
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「外邦図」とは戦前参謀本部により制作されていた外地や占領地域の地図。「外邦図」の研究家でもある著者は、また招集された父をフィリピン・ルソン島で亡くした体験を持つ。父は昭和二十年七月、山下奉文大将のもと、ルソン島北部の戦いで戦死した。ルソン島を六十年後に訪問した著者は、「外邦図」をもとに戦いを再現し、また「地図と戦争」の関係についても考察する。戦前の美麗なカラー地図30 葉収載。