- 「象徴」のいる国で
-
作品社
菊地史彦
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784861828317
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
古地圖は歴史の証言者
-
菊地正浩
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2019年05月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
昭和・平成・令和―三代を経て「象徴天皇制」の意味が改めて問われている現在、戦後昭和・平成の時代を「二重性」というキーワードで、天皇制、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、大阪万博、『深夜特急』、ユーミン…といったさまざまな局面から読み解く、画期的な現代史!
第1章 昭和天皇とダブルファンタジー
[日販商品データベースより]第2章 孤児と貴種物語
第3章 鏡を割ってよ!ピーナッツ
第4章 未来幻想の夏
第5章 旅人たちの感情史
第6章 「象徴」のカップル
昭和・平成・令和──三代を経て「象徴天皇制」の意味が改めて問われている現在、戦後昭和・平成の時代を「二重性」というキーワードで、天皇制、美空ひばり、ザ・ピーナッツ、大阪万博、『深夜特急』、ユーミン……といったさまざまな局面から読み解く、画期的な現代史!
本書は主に戦後昭和と平成の歴史を扱っている。複数の分野を渉り歩きながら、戦後史の移り行きを観察し、一貫しつつ変容する〈社会意識〉を追跡しようと試みた。
もちろんこの時代を一望に収めることなどできはしないが、始端に裕仁天皇を置き、終端に明仁天皇を置いた上で、「二重性」の視点から、いくつかの社会事象を捉え直していくのは面白そうな気がした。一つの事態や事件を、二つのもの、二つのことの関係として見ていくことで、これまでとは別の視界が開けるかもしれないと考えたのである。
――本書「はじめに」より