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- 人類発祥の地を求めて
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最後のアフリカ行
岩波現代全書 038
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291385
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[BOOKデータベースより]
類人猿の故郷はアフリカの熱帯多雨林だった?人類の祖先は森林から開けた土地に出て、二足で歩くようになった?一九九九年九月、日本の霊長類学の創始者の一人である伊谷純一郎は、乾燥疎開林こそが人類誕生の舞台であったと見定め、その証をアフリカの植生史に求めて彼の地に降り立った。人類研究史を振り返りながら、新しいアプローチで人類進化の根本を問い直す最後の旅の記録。病床で将来の研究者に向けて綴った絶筆。
1 新しいアプローチ(人類進化研究小史;一九九九年、人類誕生の大陸への旅の前に ほか)
[日販商品データベースより]2 ジャケツイバラ帯を求めて(東アフリカの植生概観;一九五八年、はじめてのアフリカの回想と今回の旅 ほか)
3 アフリカにおける古人類学の現在(スグタ・ヴァレーの底;古人類学とケニア国立博物館 ほか)
4 ミオンボ林をゆく―空からの旅(タンザニアへ;懐かしのタボラ ほか)
5 仮説立証のために―多分野にわたる研究テーマ(イティギ・シケット;キクングの中 ほか)
1999年9月、日本の霊長類学の創始者は、人類誕生の舞台を求めてアフリカに降り立った…。人類研究史を振り返りながら、新しいアプローチで人類進化の根本を問い直す最後の旅の記録。