- 情念の政治経済学 新装版
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叢書・ウニベルシタス 165
The passions and the interests.法政大学出版局
アルバート・O.ハーシュマン 佐々木毅 旦祐介- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588099854
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叢書・ウニベルシタス 165
The passions and the interests.
法政大学出版局
アルバート・O.ハーシュマン 佐々木毅 旦祐介
[BOOKデータベースより]
第1章 どのようにして利益は情念に対抗すべく持ち出されたか(栄光の観念とその没落;「ありのまま」の人間;情念を抑圧し、そして管理して;情念を相殺するという原則;情念の調教師としての「利益」と「諸利益」;新しいパラダイムとしての利益;利益が支配する世界の持つ財産、すなわち、可測性と恒常性;罪がなく穏和なものとしての金儲けと商業;おとなしい情念としての金儲け)
[日販商品データベースより]第2章 なぜ経済の拡大は政治秩序の改善をもたらすと考えられたのか(この学説の構成要素;関連しつつも、くいちがう見方)
第3章 思想史のエピソードをふりかえって(モンテスキュー、スチュアートのヴィジョンはどこで誤りを犯したのか;「利益の支配」対「プロテスタントの倫理」;今日の問題)
〈情念〉の否定と抑圧に忙しい17世紀の思想界に〈利益〉という新しいパラダイムが登場するや、利欲をして諸情念を調教せしめ、もって社会の安寧をはかろうとの志向が高まる。啓蒙期の論争を辿って、M.ウェーバーとは異なる角度から資本主義のエートスを発掘する。