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[BOOKデータベースより]
家族を映し出し、家族を描いたふたりがそれぞれの視点で深く語り合った親への思い、我が子への愛、そして家族の絆。異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う―。NHK Eテレの書籍化第六弾。
第1部(映画の8割は、キャスティングで決まる;血は水よりも濃いのか;作品を“生き物”にするコミュニケーション術;「空気」の匂いを伝えるということ;演出に必要なのは、観察、記憶、想像力;「家族」をテーマにする理由;日本映画における「家族」;是枝の「精神的な父」とは?;絆は「ある」のではなく「つくる」もの)
第2部(姜尚中の第二の故郷、上尾市;亡き母への思い;小説『心』をめぐって;事実と虚構の境目について;喪失感の先にあるもの;「パトリ」は意識するもの;多様化する家族、新しいパトリ;故郷なきナショナリズムと、新しい風;姜尚中のライフワーク―明治への認識を再構築する)
異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う。NHK Eテレのトークドキュメントが書籍化。家族を映し出し、家族を描いた2人がそれぞれの視点で語り合った親への想い、我が子への愛、そして家族の絆。
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異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う。
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映画監督・是枝裕和と政治学者・姜尚中。
是枝は映画『そして父になる』で、姜は小説『心』で、それぞれ家族という固体をテーマに取り上げ、そして話題を呼んだ。
今回ふたりが議論を交わしたのは、まさに“家族”の在り方である。
家庭における父と母の存在、親と子の関係、血の濃さとは何か、そして現代の日本社会において、家族という形態はどのような多様化を遂げ、どこに向かおうとしているのか? 理想とすべき姿はあるのか?
――ふたりが交わす言葉の端はしに、いまあるべき家族の姿が浮き彫りになっていく。
家族というテーマを通して、人間社会の今を問う哲学的な対話集。