[BOOKデータベースより]
菊池寛に編集を学び、太宰治に恋され、「プーさん」を訳し、「ノンちゃん」を生み出した。石井桃子とは誰だったのか?200時間におよぶインタビューと膨大な書簡をもとに仕事、生活、戦争秘話まで101年の稀有な生涯を描き尽くす。児童文学の巨星、初にして決定版評伝!
第1章 浦和の小宇宙―一九〇七〜一九二六年
第2章 文藝春秋社と『幻の朱い実』―一九二七〜一九三六年
第3章 プーの降りてきた日―一九三三〜一九四〇年
第4章 戦争から生まれた『ノンちゃん』―一九四〇〜一九四五年
第5章 子どもの本の開拓者へ―一九四五〜一九五四年
第6章 家庭文庫とひみつの書斎―一九五五〜一九七五年
第7章 晩年のスタイル―一九七九〜二〇〇八年
作家として翻訳者として編集者として、あふれる才能のすべてを「幸福な子ども時代」に捧げた101年の稀有な生涯。石井自身の肉声と書簡をもとに描き出す、児童文学のスーパースターの初めての評伝。〈受賞情報〉新田次郎文学賞(第34回)
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作家、翻訳者、編集者。彼女なくして日本の「子どもの本」の扉は開かれなかった。百一年の稀有な生涯と秘話を描いた、初の大型評伝。