[BOOKデータベースより]
「自動車ってのは所有も維持も使用も自由だからこそ魅力的な商品なんだ」…巨大な自動車の世界に影響を与え続けた、これほど強靱な言葉たちが他にあっただろうか!?
第1章 自動車評論の構え―私は自動車評論家である以前に、自動車愛好家である。
第2章 欧米車の先進と愉悦―ベントリィに乗っていると「憧憬」と「諦観」とが複雑に交錯する。
第3章 愛しき日本のクルマ―トヨタは「自家用車ユーザー」を予見し、クラウンをつくったのである。
第4章 クルマを変えた、間違いだらけのクルマ選び―クルマを作るのは技術ではない。思想なのだ。
第5章 クルマと女性と友情と…―クルマの運転がうまいなどというのも、教養の最たるものだろう。
「間違いだらけの車選び」で日本の自動車のあり方を方向づけた自動車評論家の重要なことばを厳選。クルマとは何か、メーカーの個性とは何かなどをその箴言からさぐる、徳大寺有恒のエッセンスを凝縮した1冊。
「間違いだらけの車選び」で日本の自動車のあり方を方向づけた自動車評論家の重要なことばを厳選、車とは何かをその箴言から探る。